過去問研究の効用
入試で高得点を取るために是非ともやるべきなのが、
共通テストや志望校の過去問を使った実践演習です
学習すべき内容を一通り終え、
受験問題を解いていい程度の学力が備わったら、
過去問を解いてみましょう。
最初のうちは手も足も出ないということがあるかもしれませんが、
繰り返し同じ形式の問題を解いていくうちに、
特に基礎学力が上がったわけでもないのに
上手に得点できるようになってきます。
これは問題形式に慣れてくるからです。
問題形式に慣れてくると、
その形式に合わせて自分の基礎学力を上手に表現できるようになります。
その結果、共通テストや志望校の過去問の得点率が伸びてきます。
過去問をやってみて全く歯が立たなかったり、
5年分ほど解いてみて全然得点率が改善しない場合は、
基礎学力が足りていない可能性があります。
また、弱点分野が残ったままになっているかもしれません。
その場合は基礎に立ち返ったり、弱点分野を補強したりしましょう。
国公立を目指す場合、共通テスト後は二次試験対策の期間になります。
この期間に行う過去問演習で、
本番の得点率が10~20%動かすことは十分に可能です。
過去問研究の効果はいくら強調してもし過ぎることはないでしょう。