夏休みの終わり 秋への心構え
8月も半分が過ぎようとしています。
20日を過ぎますと、二学期が開始される学校もあります。
夏休みというボーナスステージも終わりが近づいていますね。
一般的な感覚で言えば、
基礎学力養成にたっぷり時間をかけられるのは夏までです。
ここから先はもう時間はありません。
基礎を完成させる時期は終わりました。
これからは実践演習と基本事項の復習を両輪とした学習となります。
すでに基礎学力について一通りやるだけのことはやったという方の
夏以降の学習基本方針は、
・志望校等・大学の過去問を実際の入試形式で時間を測ってまるまる解く練習
・実践演習を通じて観察された弱点分野の補強
・定期的な全範囲復習
といったものが軸になります。
国公立受験の場合、共通テスト対策演習が付加されます。
さて、それでは残念ながら基礎学力がまだ備わっていたいという方の
夏以降の学習基本方針はどのようなものとなるでしょうか。
それはもちろん、基礎学力の養成です。
なにをおいても、これが最優先されます。
あとはどうやって時間を作るかです。
基礎学力をできる限りスピーディーに上げていく必要がありますので、
夏休み以降も学習時間を可能な限り多くとることが大事になります。
現役生であれば、学校がありますね。
学校生活を送りながら受験勉強をするというのは、
かなりハードです。
志望校にもよりますが、
難関と呼ばれるところに行くつもりなら
起きている時間のすべてを勉強に充てる心づもりが大前提となります。
「今年は無理だ」とあきらめる前に、
今自分が持っている時間と学力、これからすべき課題を並べ、
冷静に受験戦略を構築しましょう。
まだチャンスはあるはずです。