関西医科大学で現役生の比率が増大する理由
【私立大学医学部の現役率】
基本的に私立大学医学部は、一部の例外を除いて
現役生の比率がかなり低めに出ており、
だいたい30%台と言われています。
近畿圏で言うならば、
大阪医科大学の今年の入学者のうち、
現役生が占める割合は30%ですし、
兵庫医科大学も35%弱です。
近畿大学は例年20%台で安定しています。
【関西医科大学で起こっている変化】
関西医科大学も、かつては現役生の比率は15%程度でした。
ところが近年、大きな変化が生じつつあります。

関西医科大学2023年より大幅に学費を値下げしたことから、
受験生の間で人気を高めております。
これが現役生にも大きく訴えたようで、
現役生の入学者に占める割合が大幅に上昇しています。
【関西医科大学をめぐる競争の激化】
近畿圏の他の私立大学医学部を見る限り、
これほど大きな変化は見られないことから、
これはやはり関西医科大学だけに起こっている変化であると
考えられます。
この傾向は関西の他の私大医学部の学費が劇的に変わらない限り、
来年も継続するものと思われます。