国公立大学医学部受験専門予備校
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時間の作り方

夏休みが明ける時期が近づいてきました。

学校が再開すると、自習時間のやりくりが厳しくなります。

そこで今回は、自習時間を少しでも多く作る方法について

語っていきます。

【無意識のうちに対象から外している時間をあぶりだす】

受験生の皆さんは、自分の一日の学習時間を把握していますでしょうか。

何かをするときには必ず時間がかかります。

一問一問でかかる時間はたしかに違うのですが、

だいたいでいいので一問あたりこれくらい、といった時間感覚を持っておくと、

必要な時間が算出できます。

各教科で必要な時間はどれくらいか割り出してみると、

場合によってはとんでもなく多くの時間が必要であることが判明します。

ですが、とにかく現実を直視しながら必要な時間の量をつかんでいきましょう。

必要な時間がわかったら、

今度は一日で割り振ることのできる勉強時間を測ってみます。

スケジュールは一週間単位ですので、

月曜日から日曜日まで一週間分のデータを取ります。

場合によっては悲しいほど勉強時間が少ないことが判明します。

ここから、時間を作っていきます。

一日の時間をつかむうえで目安になるのは

・起床時間

・就寝時間

・食事にかかる時間

・風呂などの生活時間

・休憩時間

・通学時間(※場合によっては学習にあてられる)

ですが、御自身の状況に応じて項目を増減してください。

時間は貴重ですので、かなり几帳面に管理する必要があります。

食事や生活時間、休憩時間は学習時間を捻出する材料になりますので、

自分がどれくらい時間を使っているかを把握します。

例えば三食に2時間を使っている場合、これを1時間30分にすれば

30分勉強時間ができます。

ぼんやりと過ごしている時間があれば、それも勉強時間にあてられます。

起床時間を早めて15分でもいいので勉強時間を増やすのもいいでしょう。

一日のはじめから勉強に向かう姿勢ができ、いいリズムを作れます。

休憩の取り方も工夫をします。

短い時間で頭を休め、長時間勉強できるようにしましょう。

勉強時間が延びれば、その分だけ学習量も増やせます。

ちょっとしたスキマ時間を有効活用できるようにまとめていき、

学習量を稼いでいきましょう。